「シンガーソングライター×ライバー=シンガーソングライバー」というカテゴリーを確立し、地元横浜の聖地、横浜アリーナのステージに立つという目標達成の為に邁進中。
りょちまるさん、今日はよろしくお願いいたします。
早速ですが、りょちまるさんはいつごろからライバーになられたんですか?
よろしくお願いいたします。
2020年の11月でした。
緊急事態宣言あたりのタイミングですね。
りょちまるさんは歌唱系ライバーですが、緊急事態宣言で歌を発信する場がなくなってきてしまったことなどがライバーになった理由ですか?
いや。コロナはあまり関係なかったですね。
2020年は僕、会社員だったんですけど、就職するまではずっと音楽をやっていたんですが、なんかずっと不完全燃焼だったんですよね。
けど会社員という中でも何かやりがいや生きがいを見つけられないか?と模索し続けたんですけど、それが難しくて。
そんな時にライブ配信というのを見つけて、これだ!と思い、始めました。
なるほど!ちなみに路上ライブというのも音楽活動としてイメージがあったのですが、路上ライブをやろうとかは思わなかったんですか?
路上ライブは、前に音楽活動をしていた時にやっていたんですけど、コスパが悪いんですよね…。
移動時間、準備、労力に見合わないなというイメージです。
それよりも今来ていると言われていたライバー業界の方が、自分自身の労力も少なくコスパが良いというのを感じてました。
確かにライバーの方が労力はかからなそうですね。
そういう意味ではミュージシャンからするとライバー業界は良い発信地なんですね。
良い発信地には人が集まると思いますが、りょちまるさんが始めたときからライバルは多かったですか?
そうですね。ライバルというかシンガーは多かったと思います。
ただ、ライバー業界とシンガー、すごくマッチする部分はありつつも少し求められるものが違う部分もあり、そこが上手くかみ合って僕はうまくいったかなと思います。
ライバーとシンガーで求められるスキルが違う?
どういった違いがあるのでしょうか?
シンガーは当たり前に歌唱力ですけど、ライバーって歌が上手いだけじゃなくて雑談が好きな人もいて、そういった人も取り込んでいく必要があるなと思っていました。
事務所のマネージャーさんとも話をしながら、そういうファン層も獲得していくことで、より多くの人に自分の歌を届けられるんで。
今はやってよかった!って思っていますけど、雑談やパフォーマンスをすることが嫌な時期もありました。笑
俺のやりたい事じゃない。って。笑
確かに音楽活動をしたかったんですもんね。
そこはどうやって納得したんですか?
マネージャーさんに正直に俺のやりたいことはこれじゃない。って言いましたね。笑
マネージャーさんと話をしていく中で、ファンを増やすという方向性に自分が腹落ちしたことで、まずはここをやろう!と思いました。
今ではシンガーソングライバーという造語を作って、自分のポジションを確立していますね。
S帯まで上がった経験もあるりょちまるさんですが、歌唱系ライバーにアドバイスをするとしたらどんなアドバイスをしますか?
リスナーさんとのコミュニケーションを大切にすることですね。
歌が上手いことは大事ですけど、それは大前提。
その上でライブ配信は会話をしながら、歌を聴いてもらう。例えばリスナーさんが失恋して元気ない。元気になる歌を歌う。など、歌・音楽を使ってリスナーさんとのコミュニケーションを濃密にしていくことが重要だと思います。
なるほど。まさにライブならではですね。
恥ずかしながら、歌が上手ければ…とか顔が良ければ…と思っていました。
もちろんそういったこともプラス要素ではあるけれど、一番大事なのはリスナーさんをいかに楽しませるか。なんですね。
りょちまるさん、今日はありがとうございました!
取材協力
ライバー育成に力を入れており、ライバーからその先までの支援を視野に入れたライバー事務所。
エンタメ業界の大手「avex」のグループ会社で、長年エンタメ業界で培ってきた知見を活かしてライバーたちのブランディングからマネジメントまでをサポートしています。
今回インタビューをしたライバーさんたちもそれぞれの目標や特性に合わせて、マネージャーさんにサポートをしてもらっているそうです。
LIVESTARでのライバー活動に興味を持った方は、ぜひLINEから話を聞いてみてください。