80sアイドルソングを中心に歌配信をしている青山ひかりさん。
S帯を長くキープしているトップライバーである彼女ですが、思ったことを伝えられない。嫌なコメントを受け流すことができない。など決してライバー向きの性格ではなかったそうです。
そんな彼女がトップライバーに上り詰めた理由・きっかけを伺ってみました。
青山さん、今日はよろしくお願いいたします。
早速ですが、青山さんはいつごろからライバーになられたんですか?
よろしくお願いいたします。
2019年の終わりごろだったと思います。
2019年だと、ライブ配信の最初期ですね!
何故ライバーになろうと思ったのでしょうか?
元々歌が好きでアイドルになりたくて、芸能事務所に入ってた時期もあるのですがなかなか芽が出なくて…。
就職を迎えたタイミングで、諦めて普通の人生を歩もうと思っていたんですけど、やっぱり音楽が好きで諦めきれなかったんです。
OLをしながらバーで歌の仕事を続けていて、それが本当に楽しくて!だからやっぱり大好きな歌を歌える仕事がしたいと思って、いろいろ仕事を探している中で、ライバーという仕事を見つけました。
今や安定してS帯にいる青山さんですけど、S帯に上がるまでは順風満帆に来たんですか?
そんなことないですよ。笑
壁にぶつかりまくりでした…。
意外です!
どういった壁にぶつかったのでしょうか?
私、もともと人に何かを伝えることがすごく苦手で…。
そういう性格もあってか、メーターの維持が全然できなくて伸び悩んだんです。
人に伝えることができなくて、メーターを維持できないというのは、何というかおねだりというかスタンプ煽りができないということですか?
そうですね。
まだ私がB帯だった頃、メーターの仕組みを知らないリスナーさんも多くて、このタイミングでスタンプとか拍手回収、いいねとかそういうことをしてほしい!と言うのが苦手だったんです。
後は、リスナーさんとのトラブルとかもありましたね。
一番最初にお願いしていたアシスタントさんはコインを使ってくれる人を任命していたんですけど、その人がすごく自分中心で考えて周りのリスナーさんと衝突することもありました。
この時は本当に辞めようか…。って悩んでましたね。
今の青山さんを見ると信じられないですが、本当にたくさんの壁にぶつかっていたんですね…。
この壁はどうやって超えたんですか?
ファミリーの結束が強くなって、私が作りたい枠の雰囲気を一緒に作ってくれるリスナーさんに恵まれたことです。
煽るスキルを身に着けた方がいいのか?人にもっと自分の意見を言えるようになった方がいいのか?
ここを考えるのではなく、一番最初の想い。たくさんの人が楽しめる配信にする。というところに立ち返って、守りたいことを明確にしたことで、それに共感してくれるファミリーの方に支えられて、そこからいろんなことを気にしなくなりました。
初心に戻って、大事にしたいことに立ち返ったんですね。
具体的にはどんなことをしたんですか?
そうですね。私は歌配信が中心なので、歌のレパートリーを増やしてもっとリスナーさんに喜んでもらうための努力を続けました。
もともとは韓国アイドルとかが好きなんですけど、歌のリクエストを聞いていたら、、80sアイドルの曲をいっぱい覚えちゃいました。笑
その結果、応援してくれる人も増えて、気づいたら壁を超えていました。
少し失礼かもしれませんが、青山さんは決してライバー向きの性格ではなかったと思うんです。
けどどんどん成長して、今やS帯常連のライバーさんになっている。
そんな青山さんから見て、トップライバーになるために重要なことって何だと思いますか?
試行錯誤できる人、粘り強く考えられる人…。
けどやっぱり「相手の気持ちに寄り添える人」だと思います。
相手を思いやれるからこそ、価値提供ができて喜んでもらえるんだと思うんです。
私は、リスナーさんを楽しませたい。という思いがあるから、例えばリスナーさんを傷つけるような発言をするリスナーさんは絶対に許さない。と決めています。
なるほど。
青山さんには「楽しませたい」という信念があって、その信念を応援してくれるリスナーさんがいて。
そこがブレないから、たくさんの人が青山さんを応援したいと思っているんですね。
ぶれない価値観というのは、トップライバーの要素の一つかもしれませんね。
青山さん、本日はありがとうございました!
取材協力
ライバー育成に力を入れており、ライバーからその先までの支援を視野に入れたライバー事務所。
エンタメ業界の大手「avex」のグループ会社で、長年エンタメ業界で培ってきた知見を活かしてライバーたちのブランディングからマネジメントまでをサポートしています。
今回インタビューをしたライバーさんたちもそれぞれの目標や特性に合わせて、マネージャーさんにサポートをしてもらっているそうです。
LIVESTARでのライバー活動に興味を持った方は、ぜひLINEから話を聞いてみてください。