顔だしなしで、声だけでライブ配信したいと考えているライバーに向け、おすすめのジャンルや配信時の注意点を解説します。あわせて、声だけでライブ配信ができるおすすめのアプリもご紹介しているので、顔だしなしのライブ配信をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
顔出しなし&声だけでのライブ配信は多くありますが、顔出しに比べると、ややジャンルが狭まることを理解しておきましょう。例えば、次のようなジャンルでは、顔出しなし&声だけでも一定のリスナーを獲得できる可能性があります。
これらのジャンルのほかにも、アイディアや発見次第ではASMRのライブ配信がヒットすることもあります。
もちろん、ジャンルにとらわれず自分のセンスを活かして配信内容を決めてみても良いでしょう。
ライブ配信アプリには、それぞれ特徴や傾向があります。アプリを選ぶ際には、自分の得意分野に興味のあるユーザーが多く集まるサービスを選ぶようにしましょう。例えば、雑談ジャンルのユーザーが多く集まるアプリで演奏メインのライブ配信をすることは、あまり得策ではありません。雑談が得意ならば、雑談ジャンルが多いアプリを選ぶようにします。
配信内容にトークを交える場合には、緩急やメリハリを意識しながら堂々と話すことが大切です。例えば、大事な内容を大きな声でゆっくりと話したり、つなぎの部分はやや早口で流すように話したり、などです。
おどおどしながら話したり、「~だと思います」などの自信なさげな表現もNG。話の途中に無意識で出てしまう「えーと」「あのー」などのフィラーも、極力出さないように注意しましょう。
「老若男女いろんな人に聞いてほしい」ではなく、特定のターゲットを絞って情報を届けるよう意識しましょう。まずはターゲットを想定し、そのターゲットがどのような情報を欲しているのか、リスナーの立場から考えたりリサーチしたりするようにしましょう。
自分のセンスにリスナーを染めることは、容易ではありません。リスナーのニーズに対して自分を合わせる姿勢が基本です。
引用元(https://www.pococha.com/ja-JP)
かの有名な大手企業「DeNA」が満を持してリリースしたライブ配信アプリ。ライバーとリスナーとの距離が近く、全体的にアットホームな雰囲気が特徴のサービスです。
人気のジャンルは雑談、楽器演奏、カラオケ、コスプレなど。アットホームさが売りのPocochaなので、中でも特に雑談ジャンルが人気のようです。視聴者の年齢層は幅が広めですが、主に10~30代が多い印象です。
アプリのダウンロード数は100万件以上。投げ銭機能はありますが、他のサービスとは違って投げ銭の還元率のみで収入が決まるわけではありません。「時間ダイヤ」と「盛り上がり度」も考慮されてライバーの収入が決まる形です。
引用元(https://www.spooncast.net/jp)
「声でつながる」をコンセプトにした音声配信特化型のアプリ「Spoon」。声だけライブ配信のライバーたちには、特に人気の高いサービスとして有名です。
人気のジャンルは雑談、歌ってみた、収録型ラジオ、ASMR。特に収録型ラジオが高い人気を集めているようです。視聴者層は10代、20代の若い方々が中心です。
アプリのダウンロード数は全世界で3500万件を突破。投げ銭システムありで、還元率は約40~60%となっています。
引用元(https://17.live/ja)
台湾にある17LIVE Inc.が運営しているサービス。様々なサービスの提供を経て、現在では「スマホを利用したライブ配信」に特化したアプリとしてリニューアルされています。
主な配信ジャンルは雑談、楽器、カラオケ、ゲーム、 コスプレ、ダンスなど。視聴履歴に基づいて「あなたへのおすすめ」配信が表示される点も特徴です。視聴者層は10~70代まで様々。視聴者の6割は男性です。
アプリのダウンロード数は全世界で4500万件超。投げ銭システムありで、還元率は一般ライバーが15%程度、独占契約ライバーは30~40%程度となっています。
引用元(https://whowatch.tv/)
女性を中心に幅広い年齢層から利用されているライブ配信アプリ「ふわっち」。美女、イケボ、主婦、学生など、様々なカテゴリのライバーたちが精力的に配信を行っています。
人気のジャンルは雑談、カラオケ、楽器演奏、ゲーム配信など。特に雑談ジャンルが人気を集めています。視聴者層は20~40代なので、配信内容はやや大人向けが良いかもしれません。
アプリのダウンロード数は10万件以上。投げ銭システムありで換金率が約50%と高めなので、稼ぎたいライバーたちは要チェックです。
引用元(https://twitcasting.tv/shop.php)
ツイキャス・ライブは、おなじみのTwitterから生まれたライブ配信サービス。Twitterとの連携のしやすいため、Twitterのフォロワーから視聴されやすい点が特徴です。
主なジャンルは雑談、ゲーム、音楽など。視聴者層は24歳以下の若い方々が多いようです。
登録ユーザー数は2021年7月現在で3360万人。「お茶爆」という投げ銭システムがあり、還元率は70%と非常に高め。再生回数による収益もあるので、人気ライバーになれば生活が一変します。
引用元(https://radiotalk.jp/)
「自分だけのラジオ番組が作れる」がコンセプトの配信アプリ。機能性がシンプルなので、初心者でも抵抗なく配信をスタートさせられる点が特徴です。
主なジャンルは雑談、弾き語り、ユーザー同士のコラボ配信など。ほかにも様々なジャンルから、毎日1,000以上の番組が配信されています。視聴者層は35歳以下が中心です。
登録ユーザー数は約40,000人。リスナーからのギフトによる投げ銭システムで、還元率は日々変動しています(非公開)。RealPay経由で現金やギフト券に交換します。
引用元(https://hakuna.live/ja)
韓国企業が元締めを行い、日本ではMOVEFAST Companyが運営しているライブ配信アプリ。視聴者をライブ配信に招いて一緒に盛り上げることができることで人気を集めているサービスです。
配信ジャンルは実に様々で、視聴者層は20~40代と幅が広め。どちらかと言えば男性視聴者が多いと言われています。
日本での知名度はあまり高くないものの、全世界でのアプリダウンロード数は1500万件以上。リスナーからの受け取ったギフトは還元率40%で現金化できます。還元率アップ期間には80~100%に設定されることも。
引用元(https://service.voicy.jp/personality)
インフルエンサー、または適性ありとみなされた特別な人のみが配信できるラジオ配信アプリ。多くの人にとって、ライブ配信するアプリではなく、ライブ配信を聞くアプリとなるでしょう。
様々なジャンルのネタを配信していますが、どちらかと言えばビジネス色が強め。視聴者層の約80%は25~54歳で、中でも35~44歳が最も多く、大人のライブ配信と言えます。
登録ユーザー数は250,000人以上。投げ銭システムはなく、企業から支払われるスポンサー料やプレミアムリスナーからの月額料金が収益源となります。