ライバー同士のコラボ配信におけるメリット・デメリット、コラボ配信する際の注意点などをまとめました。コラボ配信機能があるサービスもご紹介していますので、コラボでのライブ配信をお考えのライバーは、ぜひ参考にしてください。
コラボ配信のメリット・デメリットを見てみましょう。
コラボ配信の最大のメリットは、新規の視聴者を獲得できるチャンスが生まれること。コラボ相手の視聴者が自分に興味を持ってくれれば、徐々に新規の視聴者が広がっていく可能性があります。
また、コラボ配信をすることで人脈も広がるため、現実社会と同様に人脈の広さが視聴者からの信頼につながることがあります。信頼あるライバーであれば、同じく信頼あるコラボ相手を見つけやすくなるので、さらに視聴者拡大のチャンスが広がることでしょう。
いわゆる「ガチ恋勢」「リアコ」などを一定数抱えているライバーの場合、異性のライバーとコラボしてしまうと、「ガチ恋勢」たちがアンチ化してしまう恐れがあります。自分の視聴者が何を自分に求めているのかを自覚し、視聴者目線でコラボ配信を検討する必要があるでしょう。
また、初対面&ノープランでのコラボもおすすめできません。もしコラボ相手に自分が適当な扱いをされた場合、既存の自分の視聴者に不快な思いをさせる恐れがあるからです。
ほぼ全てのライバーは自分の主戦場(特定のサービス)を持っていますが、何よりもまず、そのサービスがコラボ配信に対応しているかどうかを確認しておく必要があります。将来的にコラボ配信をする可能性がある場合には、初めからコラボ配信対応のサービスを選んでおくようにしましょう。
コラボ相手に自分が適当な扱いを受けた場合や見下されるような対応をされた場合、既存の自分の視聴者に不快な思いをさせてしまう恐れがあります。また、コラボ相手の視聴者からアンチなコメントが入った場合には、視聴者同士で荒れる可能性もあります。
コラボ配信をする場合には、事前に相手のこと、相手の視聴者のことを、きちんと理解しておく必要があるでしょう。
グダグダとした雑談を長く続ければ、視聴者は飽きてしまいます。コラボ配信をする場合には、事前にコラボ相手と配信の目的や段取り、方向性などを打ち合わせておくことが必要でしょう。
引用元(https://whowatch.tv/)
女性を中心に、幅広い年齢層から人気のライブ配信アプリ。雑談ジャンルを中心に、カラオケや楽器演奏、ゲーム配信など、様々なジャンルのライブ配信が行われています。
ユーザー層の中心は20~40代が中心とやや高めですが、配信内容は若い方でも気軽に聞ける内容が多めです。
ダウンロード数は10万件以上。配信応援ランキング、ルーキーランキング、ステップアップランキング、N-1グランプリなど、随時多彩なイベントを実施しています。
引用元(https://www.spooncast.net/jp)
「声でつながる」をコンセプトにした音声特化型の配信アプリ。人気のジャンルは雑談、収録型ラジオ、歌ってみたなど。中でも特に収録型ラジオが人気を集めているようです。
ユーザー層の中心は10~20代と比較的若め。楽しく聞き流せるライトなコンテンツが多いようです。
ダウンロード数は全世界で3500万件を突破。「方言合戦」などのイベントを開催することもあります。
引用元(https://17.live/ja)
台湾に本社を置く17LIVE Inc.が運営しているライブ配信サービス。主な配信ジャンルは雑談、カラオケ、ゲーム、楽器、コスプレ、ダンスなど。視聴傾向にあわせた「おすすめ」が表示されるなど、リスナー向けの細やかなサービスが充実しています。
ユーザー層の中心は10~70代まで。ライバーの6割は女性ですが、リスナーの6割は男性です。
ダウンロード数は全世界で4500万件超。17LIVE GAMESカップ、17 Live×マルサンアイ・コラボイベントなどの様々なイベントを開催しています。
引用元(https://www.mirrativ.com/)
2018年設立の株式会社ミラティブが運営しているライブ配信アプリ。主な配信ジャンルは雑談やゲーム配信など。特にゲーム配信で人気を集めているサービスです。
ユーザー層に関する情報は確認できませんでしたが、ゲーム配信で人気のアプリでもあることから、比較的若い年齢層が多く利用していると思われます。
運営開始からわずか数年で、登録ユーザー数は約1000万人に到達。
引用元(https://twitcasting.tv/shop.php)
Twitterから生まれたライブ配信サービス、ツイキャス・ライブ。主な配信ジャンルは雑談、ゲーム、音楽などで、Twitterのフォロワーからの視聴が多いことが特徴です。
ユーザー層の中心は24歳以下。一般的な配信アプリに比べ、やや若い世代のユーザーが多い傾向があります。
2021年7月現在の登録ユーザー数は3360万人。ライバー向けのイベント情報は確認できませんでした。わくわく祭り、わくわく大抽選会、目指せクイズ王など、イベントも盛りだくさんのサービスです。
自分の視聴者を拡大するためには、コラボでのライブ配信が有効な手段の一つとなります。ただし、無計画でコラボ配信を行った場合、アンチが生まれたり既存の視聴者に不快な思いをさせてしまったりすることがあるので、事前にコラボ相手のことをよく知っておく必要があります。
注意点やポイントを押さえてコラボ配信を行うならば、決して怖いことはありません。ぜひ自分の視聴者を増やす一つの選択肢として、慎重にコラボ配信計画を練っていきましょう。